世界トップレベルのレビュアー Rocket Jump Ninja氏デザインの軽量マウス 【XtrfyMZ1 - Zy’s Rail】 レビュー

2021年6月25日金曜日

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 Xtrfyと有名レビュアーのコラボモデル、MZ1 レビュー


今回は5月下旬に発売されたXtrfyのマウス「XtrfyMZ1 - Zy’s Rail」の使用レビューをしていきます。
発売から購入し1か月近く使用したレビューとなります。

総評・まとめ

先に簡単にまとめてから細かい内容を見ていきます。
Xtrfy MZ1は

・持ち方はつまみ持ちに最も最適化されている。
・つかみ持ちでも使用感はいい。
・形状はかなりユニークなので万人受けはしない、購入前にできればサンプルを触ったほうがいい(値段も強気)

といった形です。
私はつまみ持ちユーザーであり非常に気に入っていますが、かなり人を選ぶんじゃないかなと思う形状ですね。

MZ1 パフォーマンス

形状左右対称
重量56g(ケーブル除く)
採用センサーPMW 3389
DPI400~16,000
ポーリングレート125/500/1000
最大加速度50G
最大速度400IPS
LOD1mm or 2.5mm
メインボタンKailh GM 8.0
ケーブルXtrfy EZcord Pro
ソールPTFE(テフロンソール)
接続有線
デバウンスタイム2/4/8/12 ms(推奨は4ms以上)

MZ1のパフォーマンスは非常に高く纏まっています。
センサーには現在では一番上とは言えませんが、PMW3389センサーを採用。
メインボタンのスイッチには海外で非常に人気の高いKailhのGM 8.0スイッチが採用されています。
また、デバウンスタイムの変更も備えており、プレイヤーの好みに合わせて変更できます。

パッケージ・内容物








内容物は本体のほかにマニュアルや交換用のソールなど。
センサー周りのソールはデフォルトでは貼られていませんので、このソールから貼り付けとなります。
マニュアルはlodやデバウンスタイムを含め、マウスの設定変更の操作が記載されています。

外観・重さ









ユニークな形をしています。
左右のサイドには穴が開いていない箇所があり、ここに指を置くような形になります。
メインボタンは中央がへこんでいて、指を乗せるような形です。
重さもカタログ値の56gとあまり変わっていません。
ボディは艶消しのプラスチックで、ラバーといった滑り止め加工は特にありません。
軽くつまむ形のつまみ持ち使用では手汗で滑るということは特にありませんでしたが、穴のないガイド部分にグリップテープを貼っても良いかと思います。

メインボタン・サイドボタン

メインボタンに使われているスイッチはKailh GM 8.0スイッチです。
Kailh製の80万回耐久のスイッチで、海外人気が高く最近では採用率が高くなっているスイッチです。
押し心地はかなりはっきりとした感触です。
スイッチまでかなり浅く、ストロークも短く、しっかりとしたタクタイルで気持ちのいい操作感です。

サイドボタン

親指の位置がガイド(穴の開いていない部分)に置かれている状態で、真上に位置します。
奥・手前ともにアクセスよく、操作性は良いです。
押し込みも浅く、スイッチ反応後の遊びもかなり少なめ。
非常に使いやすいです。

ホイール

マウスの想定される持ち方をしている場合、人差し指・中指の丁度先のところに位置しています。(もちろん個人差はあります)
指を少し動かせばホイールにアクセスできるため、使いやすいですね。
押し込みの硬さはあまり硬くなく、軽い力でクリックできます。
ノッチも硬くありませんが、1つ1つが大きめではっきりとしているため誤爆はしづらい操作性になっています。
滑り止めはそこまでしっかりとグリップする感じはありませんが、使いづらくはありません。

ケーブル

より改良されたパラコード、EZcord Proとなっています。
手持ちのM4と比べると芯がより柔らかめになっており、編み込みのコードと芯とのスペースが少なくなっています。
マウスバンジーを使用しての操作感として、ケーブルによる影響はほとんど感じられないレベルです。
軽量マウスの場合ケーブルによって操作感に影響がでることがありますが、MZ1では全く感じられないですね。

センサー

センサーはハイスペックマウス定番のPMW3389センサー。


今回のセンサーテストはEPOS GSA17で行いました。
センサーテストも良好で、特に問題はありません。
実際の使用でももちろん問題が起きることはありませんでした。
LODは設定で1mm or 2.5mmの変更ができます。
(相変わらず検証環境が整っていないので実測はしていません。)

特にセンサー周りのポイントとしては、マウスの形状・持ち方からMZ1ではフロントよりのセンサー位置になります。
Orochi V2と同じようにフロントに寄った位置にくるので、より繊細な動きが反映されやすいです。(マウスの動かしに対してセンサーの動きが増えるので)

ソール

ソールはPTFE製。
端の処理もきれいにされていて、引っ掛かりなどはありません。
フロントのソールは横長に配置されていて、操作性がよくなっています。
フロントよりのセンサー位置になること、より繊細に指の動きでのエイム操作を反映することを考えると、理にかなっています。

再度まとめ

今回購入から1か月近く使用したMZ1のレビューとなりました。
独特な形状からどうなのか?というところもありましたが、非常に気に入っています。
持ち方の相性はそれなりにあるので、合うか合わないかというところは人による、といったマウスだと思いますが、合う人にとってはとても良いマウスです。
組み立て精度や剛性から実際に使用する上での使いやすさ、スペック。
どれをとっても良く纏まっています。
とても良いマウスですが、実際に触らずに購入するには値段がかなり強気なことがネックですので、可能であればサンプルのあるお店で触ってから購入することをオススメします。






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