Arozzi Favo Ultra Light レビュー

2021年4月9日金曜日

t f B! P L
デバイスを色々と買っているので、せっかくだしレビューでもしてみて気になった人の参考になればと思ったので暇つぶし程度ですが更新していこうと思います。
第一弾の今回は最近発売になったArozziのマウスを取り扱います。

 国内ではゲーミングマウスを初めて展開するArozziのゲーミングマウス、

「Arozzi Favo Ultra Light」をレビューしていきます。


マウススペック



名前 Favo Ultra Light
形状 左右対称
重量 74g(公表値)
採用センサー PixArt PMW3389
センサースペック 16000DPI,加速度50G,400IPS,ポーリングレート2000hz
LOD 2mm or 3mm
メインスイッチ オムロン 20M
ソフトウェア Favo software
接続方式 有線(1.8m)

(編集に不慣れで枠線が出ていないかもしれません。これに関してはそのうち直します)

内容物




中身はマウスとソフトウェアダウンロード用のQRコード(?)が印刷された紙が入っています。

ボディ






形状は左右対称で中央が一番高くなっています。最近の他マウスではMODEL Oと非常に酷似している形状です。いわゆるFKクローンに分類される類かなと思います。

ソールに関しては素材記載がないので定かではありませんが普通にPTFEかと思われます。
滑りが悪いこともなく、普通のクオリティです。
エッジの処理もされており、マウスパッドとの引っ掛かりを感じることはありませんでした。

ケーブルは今主流となっている布巻のフレックスコードで、ある程度の強度はしっかりとありながら柔らかく、操作の邪魔になることはありません。

Viperにあるようなサイドの滑り止めやXM1のようなコーティングなどはなく、艶消しの加工で滑り止め効果は特に感じられません。

全長・重量



全長は120mm程度で、持ったときの大きさは丁度いい大きさになっています。
サイドボタン前・後ろとアクセスしやすい位置に親指が来るので、サイドボタンが押しづらいということもありません。

重量の実測は72~73g程度であり、公表値74gよりもやや軽めにでています。

センサー性能

採用センサーはPixART社のPMW3389センサー。
センサーの性能は申し分ありません。
センサーテスト結果は以下です。




カーソル飛びなども特に感じず、普通のPMW3389センサーを搭載したマウス、という感じです。
(LODに関しては測定用の材料が今手元にないので準備ができ次第計測する予定です)

ボタン類

メインクリックに採用されているボタンは「オムロン 20Mスイッチ」となります。
クリック感も「普通の20M」といった感じでカリっとしたクリック感です。
クリックのストロークも短めで連打もしやすく良い感じです。

ホイールのノッチは柔らかく、回りやすくなってます。武器チェンジ等をスクロールで操作する人の場合は使わないほうが良いでしょう。
ホイールクリックは標準的。硬すぎもせず柔らかすぎもしない、普通といった感じです。

サイドボタンのクリックも申し分なく、押しやすくハッキリしたクリック感です。
クリック自体問題はありませんが、スイッチ反応後のストロークの遊びがややあります。

ホイール下にはDPIサイクルボタンがあります。
DPIサイクルはよくあるのは「400→800→1600→…」だと思いますが、
このマウスに関しては「800→1600→2400…」がデフォルトになっています。

底面にはRGBエフェクト切り替えボタンがあります。

ソフトウェアについて

このマウスは「Favo software」で細かい設定変更ができます。
ソフトウェアのダウンロードは
https://arozzi.se/product/favo-gaming-mouse/
のページ下部からできます。

ボタン割り当てやDPIとDPIに連動するLEDの色の他、マウス感度、ホイールスクロール量、
ダブルクリックスピード(ダブルクリックまでの間隔?)、LODの調整ができます。
また、ポーリングレート(125、250、500、1000)とデバウンスタイムの変更ができます。

ポーリングレートについてここで気になるのは、メーカー公式(マイルストーン)で2000hzとなっていますが、ソフトウェア上では1000hzまでしか設定がありません。
2000hzが使えるのかは現状不明です。

(追記)確認できた情報として、ポーリングレート2000Hzは記載ミスであるとのこと。
            マウス性能としての対応は「1000Hz」までとなります。


まとめ

Arrozi Favo Ultra Lightですが、マウスのクオリティ自体は良くできており、悪くないマウスかと思います。
ただ、形状がほぼ同じであるGROLIOUSのMODEL Oシリーズがセンサー性能がやや下(PMW 3360)とはいえ、6500円前後で販売されており、センサー性能以外では特筆すべき上位互換もありませんので、そちらを選んでも良いでしょう。
同じような形状でいくと、
Razer Viper(5Gセンサー・光学スイッチ、5500円程度)
MSI CLUTCH GM41(3389センサー・オムロン 60Mスイッチ、5800円程度)
GROLIOUS MODEL Oシリーズ(3360センサー・オムロン 20Mスイッチ、6500円程度)
Arozzi Favo(3389センサー・オムロン 20Mスイッチ、7800円程度)

といった感じで現在は選択肢が分かれます。
センサーやスイッチなどのスペックでいけば上記の中から手に合うものを選んでいくのがよいと思いますが、Favoにしかない点は「グレー・レッドのカラバリ」といったところでしょうか。
GLORIOUSのMODELシリーズは大小さまざまあり、マット・グロッシーの2タイプの展開ですが、カラーに関しては「ブラック・ホワイト」がメインとなります。(台数限定でピンクもあり)
デバイスもここ最近では様々なカラーが多くでておりおしゃれなものも増えているので「この形状でこのレッド・グレーがほしい」という場合には手に取っても良い商品かと思います。





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